ミューズレディスクリニック

産婦人科(産科・婦人科)・不妊治療・高度生殖医療

お問い合わせダイヤル:049-256-8656

質の高い医療を、患者さんに優しく、安全に提供することを第一に考えて診療をおこなってまいります。

  • 不妊でお悩みの方
  • 体外受精など高度生殖医療について
  • 高度生殖医療の料金について
  • 人工授精について
  • 不妊治療実績
  • 内視鏡手術について
  • 日帰り手術について
  • その他の検査・治療…不育症、子宮がん検診、更年期障害、生理不順、生理痛、月経過多、月経前症候群、膣炎、性行為感染症、ブライダルチェック、ピル処方、妊婦健診(初期、中期)
  • 地図
  • 埼玉県ふじみ野市霞ケ丘1-2-3 ココネ上福岡一番館2F A202 東武東上線 上福岡駅 南口ロータリー前

トップページ > 体外受精など高度生殖医療について

体外受精など高度生殖医療について

当院は、体外受精、顕微授精、受精卵凍結保存などの高度生殖医療の設備、技術、人員を擁しております。卵巣刺激法についても、クロミフェンによる低卵巣刺激法、ロング法、ショート法、アンタゴニスト法、を患者さんごとに選択(テーラーメイド)、提案させていただきます。

体外受精-胚移植法

自然の妊娠の場合では、排卵された卵子は卵管で精子と出会い、受精して発育しながら子宮へ着床します。この過程のどこかに問題がある場合には、自然に妊娠することは困難です。体外受精-胚移植法とは、この一連の過程の受精から胚の発育までを人工的に補助することで妊娠を成立させることができる治療法です。卵子と精子を体外で受精・培養し、受精卵となったものを子宮に移植する方法をとります。

体外受精について

1978年に英国で最初に行われた治療です。卵管の機能を体外で代行する手段として、卵管性不妊症の究極の治療として開発されました。現在の我が国では、顕微授精と合わせ、生まれてくる子供の約50人に1人が体外受精での妊娠と報告されています。

下記をクリックすると、体外受精の説明書・同意書がご覧いただけます。

体外受精の説明書・同意書

体外受精の適応について

  • 卵管不妊症:卵管に問題があり卵管に対する治療によっても妊娠が困難
  • 男性不妊症:精子に問題があり、人工授精などでも妊娠が困難
  • 抗精子抗体陽性:精子に対する免疫が獲得されたために妊娠しない
  • 子宮内膜症:腹腔鏡下手術によっても妊娠が成立しない、あるいは手術適応でない
  • 原因不明不妊症:さまざまな検査、治療によっても原因が特定できず、妊娠にいたらない
  • その他

上記に該当する方が体外受精の適用となります。

体外受精治療の流れについて

  • 一つの卵では妊娠効率が悪いため、複数の卵を作り出すよう薬を使います(卵巣刺激)。血液検査や超音波検査を何回かおこないます。
  • 排卵がおこる前に卵を卵巣から体外に取り出します(採卵)。点滴からお薬を投与する全身麻酔か局所麻酔のいずれかを選択できます。
  • 卵と精子を体外で出会わせてます(媒精)。なお顕微授精では人為的に細いニードルを使い精子を卵に注入します。
  • 育った受精卵(胚)を子宮に移植します(胚移植)。人工授精とほぼ同様な手技です。
  • 着床を助けるようにお薬を使います(黄体補充療法)。
  • 採卵後約2週間後、妊娠しているかどうか血液検査します。

ページ上部に戻る

卵巣刺激について

世界的にもっとも多くおこなわれているロング法、ショート法、アンタゴニスト法、クロミフェン低卵巣刺激法などを患者さんの情報から選択して提示しております。

若い方はロング法やクロミフェン法、多嚢胞性卵巣症候群の方やロング法で多数胚が得られるも不良胚が多い方はアンタゴニスト法、若い方で卵巣予備能(AMH低下)の低下している方はショート法かクロミフェン法、高齢で卵巣予備能低下の方はクロミフェン法などと、治療歴、不妊原因なども考慮して勘案します。

前周期にホルモン薬(ピルなど)を用いることもあるかもしれません。患者さんによって(もしかすると周期によっても?)最適な刺激法がある筈(テーラーメード)であると考えて選択してまいります。また今後の研究報告や実績などにより、この選択法を修正改良してまいります。

クロミフェンによる低卵巣刺激法

現在、多数の卵子を一挙に採卵することが妊娠成功の鍵とされ、大量の注射(FSH、HMG製剤)を連日注射することが世界的にも主流となっています。

しかし、得られる卵が少ないことが予想される方(卵巣予備能が低下している場合)や、ある程度の個数の卵があっても不良な受精卵しか育たない方が問題となっています。

従来の方法を工夫しながら繰り返しおこなうことも一法ですが、クロミフェンを用いた排卵誘発法を紹介いたします。

採卵数は1~3個であることが多く、キャンセル率も高くなりますが、身体や卵巣への負担が少ないので良い受精卵が得られるまでくりかえし頻回におこなうことができます。

【採卵までの手順】

  • 月経開始3日目までに来院してください(月経開始したらお電話で予約してください、開始日があいまいで迷う場合は早めの来院を御願いします):外来にて超音波検査後(場合により血液検査もおこなうことがあります)、セロフェンを1日に1錠ずつ朝食後に内服開始(月経開始3日目から採卵日の2日前まで継続します。

    途中でお薬がなくなったら追加分を処方してもらってください)。卵巣の状態から判断し、ホルモン療法(カウフマン療法:卵胞ホルモンに引き続き、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤(ピル)を内服する、計3週間)を1-2周期おこなった後に開始することもあります。

  • 月経8~9日目ころ:超音波検査にて卵胞チェックします(採血しホルモン測定することもあります)複数の卵胞が発育している場合には1日おき(連日の場合もあります)に卵胞刺激ホルモン製剤(FSH)の注射を開始します。

    卵胞の状態により次回の外来診察日を相談決定します。卵胞発育不良の場合、キャンセルとなり、ピル(プラノバール、オーソM、マーベロンなど)を10日間内服していただき、次周期採卵を計画します。(今後の観察時でのキャンセルの場合も同様です)

  • 月経10~14日目ころ:卵胞の大きさが18-20mm以上になり、血中卵胞ホルモン濃度が1卵胞あたり300pg/ml以上をめどに成熟と判断し、卵子の最終成熟のための点鼻薬(ブセレキュアなど)を使用します。点鼻薬の使用時刻と方法や注意事項などについては別途説明があります。

【採卵およびその後の手順】

  • ご主人の保険証ならびに精液持参(来院予定時刻の2時間以内に採取、予約にて採精室使用可)で来院してください。ご主人の来院は必ずしも必要ありません。深夜0時より絶飲食です。
  • 局所麻酔により採卵します。すでに排卵していた場合や、採卵できなかった場合は、治療中止あるいは人工授精に変更します(人工授精の適応とならなかった場合はご主人の精液検体は廃棄となりますのでご了承ください)。抗生剤が処方されます。午前9~10時ころ帰宅。
  • 受精卵は5~6日間培養し、胚盤胞まで発育したら凍結保存します。妊娠率を高めるためにその周期では移植しません。胚盤胞にならない場合には凍結保存しないで治療終了となります。
  • 次の周期以降に凍結した受精卵を融解して移植します。この場合自然周期とホルモン調節周期の2種類があります。

卵胞刺激ホルモン スプレキュア 隔日投与 2回噴霧

ページ上部に戻る

顕微授精

採卵後、精子を1つだけ吸い込んだ非常に細い針を卵子に刺して、人工的に卵子に精子を注入する方法です。卵子・精子の採取や、受精後の培養、移植といった、受精の仕方以外の方法は、体外受精と変わりはありません。体外受精よりも一歩踏み込んだ不妊治療法となります。

下記をクリックすると、顕微授精の説明書・同意書がご覧いただけます。

顕微授精の説明書・同意書

胚移植

胚凍結保存、融解移植

受精卵を凍結し、移植に適した子宮環境・ホルモン環境を整えてから、移植を実施する治療方法です。メリットとして、環境の整った良い子宮内膜に移植ができる点や、高度な凍結・融解をすることにより、子宮内膜と胚のタイミングを合わせ、着床・妊娠率が高くなる点などが挙げられます。

当院では、日本で主に開発されてきた、ガラス化法(ビトリフィケーション法)を使用しています。凍結した胚の95%以上が、凍結融解の影響なく、生存性を保って移植可能となります。最近、日本では、新鮮胚よりも凍結胚移植の方が妊娠率が高く、また生まれてくる児の数も多いと報告されています。

下記をクリックすると、「受精卵(胚)、卵子凍結の説明書・同意書」、「凍結胚の融解と胚移植の説明書・同意書」がご覧いただけます。

受精卵(胚)、卵子凍結の説明書・同意書

凍結胚の融解と胚移植の説明書・同意書

アシステッドハッチング

40歳以上の方や、凍結胚においては、胚を包む膜(透明帯)を物理的に裂いたり、孔をあけた方が着床する率が高いという報告もあります。当院でも慎重な操作でおこなっています。

初期胚移植(day2,3) VS 胚盤胞移植(day5)

どの発育段階で移植をするべきかは、まだ未解決の課題となっています。当院では、現在のところ、新鮮胚では原則初期胚移植で、凍結保存胚移植は胚盤胞での凍結と移植の体制としています。胚盤胞移植は理にかなっていますが、一卵性双子の確率が高いことなどの問題も指摘されています。

妊娠率について

もっとも影響するのは女性の年齢です。移植率は20歳代、30歳代前半、30歳代後半、40歳代前半と、それぞれ、40~50%、30%、20%、10%と報告されています。加齢とともに卵質の低下や、採卵数の減少、染色体異常卵の増加(体外受精で得られる卵の40%は染色体に異常がみられると報告されており、年齢とともに増加します)が見られます。

診療時間

診療時間

ページ上部に戻る