ミューズレディスクリニック

附属母子感染研究センター 産科・婦人科・不妊治療・高度生殖補助医療 母体保護法指定

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  • 母子感染…トキソプラズマ、風疹、サイトメガロウイルス、母子感染のセカンドオピニオンについて、その他の検査治療、子宮筋腫・卵巣嚢腫、月経困難症・性交痛、不正出血(性器出血)、おりものの変化、月経異常、貧血、ブライダルチェック、下腹痛・腰痛、赤ちゃんが欲しい、妊婦健診、中絶、月経移動、避妊希望、緊急避妊、更年期障害、ワクチン接種希望
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  • 埼玉県ふじみ野市霞ケ丘1-2-3 ココネ上福岡一番館2F A202 東武東上線 上福岡駅 西口ロータリー前
  • 吉田産婦人科医院
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患者さん中心の医療を行っています。患者さんが納得し安心して自信を持って治療方法を選択できるお手伝いをしています。当院をお帰りになる時に、満足で安心できる医療を目指します。また、痛みが最小限の検査・治療を行ってきましたので、ご安心下さい。

お知らせ

  • 月曜日の担当交代および診療時間延長のお知らせ
    令和6年2月1日より、月曜日の外来担当が酒井医師から高井泰医師(埼玉医科大学総合医療センター産婦人科主任教授)に交代となります。また、月曜日の外来診療時間も午前9時~午後5時となります。
  • インフルエンザワクチンの接種について
    インフルエンザワクチンの接種の予約を開始いたしました。2023年10月16日(月曜日)よりインフルエンザワクチンの接種ができますので、直接電話あるいは予約アプリをご使用下さい。高齢者のかたも、接種できます。なお、当院ではコロナワクチンの接種は行っておりません。
  • 診療日・休診日について(2023年6月19日改訂)
    令和5年7月1日より、診療時間の延長があります。火曜日と水曜日は午後5時の枠まで予約可能です。院長は、水曜日と金曜日の全日と木曜日の午前中です。五味淵医師は、火曜日全日と土曜日です。吉田智子医師は木曜日午後です。酒井医師は月曜日午前中の担当です。ウェブ予約が満杯の場合は、直接電話でご相談ください。
  • トキソプラズマ先天感染のAI(人工知能)プログラムを開発しました
    院長が、独自にPythonを用い自作AIプログラミングによるトキソプラズマIgM抗体陽性妊婦2,000例のトキソプラズマ先天感染の予測プログラムを開発しました。院長測定のアビディティとトキソプラズマIgM抗体、トキソプラズマIgG抗体、採血日妊娠週数などデータの組み合わせから機械学習(教師あり学)を行い、胎内感染の予測を行います。これまで、日本寄生虫学会、日本感染症学会、日本産科婦人科学会などで発表しています。7月からは臨床でも活用する予定です。
  • 予約方法について
    メールアドレスの登録が必要です。30日先まで予約できます。1回までです。無断で来院されなかった回数が増えますと、電話予約しかできなくなりますのでご了承下さい。なお、予約のキャンセルもこのページから事前に可能です。ペナルティーはありません。また、電話予約も可能ですので、診療時間内にご相談下さい。
  • 看護師さんの募集を現在行っています
    パートの看護師さんを募集しています。毎週火曜日・水曜日・金曜日午前8時半頃~午後6時頃までの間の時間帯を希望します。詳しくは、採用情報のページをご覧ください。 お気軽にお電話をください。

 

小島俊行医師の診察を希望される患者さんへ

上福岡に来て感じたこと

上福岡では、本来婦人科で治療する貧血の患者さんが、内科にお世話になっていることです。
職場の検診などで、鉄欠乏性貧血(症状は動悸・息切れです)と診断された患者さんは、内科受診を勧められます。内科では、大腸ガンなど腸からの出血がないか便潜血検査を行います。便潜血がなければ、鉄剤を服用します。内科の先生は恐らく婦人科受診を勧めますが、当地では婦人科クリニックが少ないため、内科の先生が治療されているようです。月経の2日目に小指の先くらいの大きさの血の塊(かたまり)の出る方は、実は異常に月経が多いしるしです。私は、患者さんの月経の量をうかがって、貧血の程度(血色素量)と合わせて鉄剤の必要量(1月に15錠など)を診断します。未だ9カ月ですが、50人以上の子宮腺筋症・子宮筋腫の患者さんを診断しました。小指の先くらいの大きさの血の塊(かたまり)の出る方は婦人科を受診しましょう。

1月のエピソード

1月末に子宮内膜細胞診(子宮体癌検査)を希望された患者さんがミューズを来院されました。これまで他の病院で受けていたが、どこでも痛かったとのことでした。心配ないでしょうとご説明しました。今後も検診を安心して受けられるようにと、いつものように内膜細胞診を行いました。ところがいつもと違ったのは、患者さんが検査直後に診察台で「感動しました」とおっしゃったことです。40年診療をしていますが、「感動しました」と直接言われたことはなく、受付で言われた患者さんが何人かいたくらいです。患者さんにとっては、痛みが最も少なかったのでしょう。心理学まで応用し検査を行っていますが、全ての患者さんが全く痛くない訳ではありません。それが進歩につながっています。40歳以上の方、それ以下の年齢でも不正出血(月経以外の出血)のある方は、子宮体癌検査を受けましょう。

2月のエピソード

2017年5月に新たにスタートしたミューズレディスクリニックのネットでの口コミです。未だあまり多くありませんが、5段階評価ですべてが5つ星☆を頂いています。もちろん、改善・進化が多数必要ですので、皆様には出来るだけ当院の欠点を教えて頂き、改善したいと考えております。

3月のエピソード

当院にお出でになる患者さんは、どこからお出で頂いているかを調査しました。次の表のように、やはり埼玉県が72%、続いて東京都(21%)、千葉県(3%)、神奈川県(2%)でした。遠いところでは、北海道、宮崎県、鹿児島県からもお出で頂き、中国・エジプトから毎年お出で頂いている患者さんもいました。埼玉県内では、地元ふじみ野市(30%)、川越市(15%)、富士見市(7%)、志木市(2%)、さいたま市(2%)と続きました。診察は予約制として、できるだけ待ち時間の短縮を目指しています。

当院受診者住所の一覧表はこちら

4月のエピソード

妊娠中のある女優さんが、インスタグラムでレアのローストビーフを食べた写真を公開したところ、フォロワーの方から、妊娠中は注意した方が良いのではなどとのコメントがあったそうです。翌日、マスコミから突然電話取材を受けました。トキソプラズマに妊娠中に初感染すると、稀に赤ちゃんに病気が出ます。トキソプラズマは哺乳類や鳥類にいますが、動物によってその頻度が違います。鶏肉・豚肉・羊肉・鹿肉などでは、20%~50%と報告されていますが、牛肉は0%~1%位の検出率で低いです。生肉を-20℃で1日間冷凍すれば、トキソプラズマの感染力は消失するといわれていますが、外食の料理でそれ行ったかを確認することは難しいかもしれません。コックさんは、食品衛生法に基づき調理を行っていますが、食品衛生法は食中毒を起こす微生物に関する法律です。トキソプラズマは食中毒を起こさないので、食品衛生法には載ってないと思います。妊婦さんが、自宅で料理をする場合には注意できますが、外食では注意が必要です。ただし、トキソプラズマに妊娠12週くらいまでに初感染しても、赤ちゃんにうつる確率は3%位と低いです。心配するよりも、食べた直後と2~3週間後にトキソプラズマIgM抗体とトキソプラズマIgG抗体の検査を受けましょう。通院している産科の医師に相談しましょう。2~3週間後の抗体検査が陰性であれば、その食べ物からはトキソプラズマに感染していなかったことがはっきりわかります。

5月のエピソード

2017年5月に開院して1年が経過しました。この間に、2931名の新たな患者さんにご来院いただきました。女性が2741名で、男性が190名です。患者さんの年齢分布を調べてみました。図のように女性は、9歳~85歳で、男性は21歳~50歳でした。女性では、30代が最も多く43%で、続いて20代と40代が23%でした。年齢は関係ありませんので、産婦人科的に困ったことがあれば、お気軽にご相談下さい。

4月のエピソード

年代別来院患者割合

6月のエピソード

ふじみ野市、富士見市、三芳町では子宮癌検診が6月1日から11月30日まで受けられます。 年に一回は子宮頸がん検査を受け、その他の婦人科の病気も 発見してもらいましょう。 皆様、是非お近くの婦人科を気軽に受診しましょう。

7月のエピソード

7月2日に スピラマイシンの製造承認許可が下りました。 3ヶ月以内に実際販売される予定です。日本でトキソプラズマの胎内感染予防薬として初の保険適用の認められた薬です。 細菌の治療薬である抗生物質で言えば日本でペニシリンが初めて発売されたようなものだと考えています。 欧米では30年以上にわたりトキソプラズマの胎内感染予防薬として使用されていますので、効果や安全性も確認されています。 これからは妊婦さんも医師も安心して保険適用のある薬が使えるようになりますし、 やっと妊婦さんの負担も30%に軽減されることになります。

8月のエピソード

首都圏を中心に風疹患者さんが増加しています。千葉県、東京都、神奈川県で発生しています。次は埼玉県かもしれませんし、勤務先が発生地域の妊婦さんもいるでしょう。妊娠を希望されている女性とそのパートナーは、確実な風疹感染歴がなく、風疹ワクチンの2回の接種の記録がない場合には、風疹ワクチンの接種をしましょう。成人女性、夫、パートナー等を対象とした風疹抗体検査の費用助成事業が行われています。風疹抗体値が不明の方は、自治体保健担当部署に問い合わせましょう。
妊婦さんで風疹HI抗体が16倍以下の場合は、妊娠20週までは再感染により先天性風疹症候群の赤ちゃんが出生する可能性があります。風疹ウイルスは飛沫感染によりヒトからヒトに感染しますので、1メーター以内にいると感染する可能性があります。風疹抗体の低い妊婦さんは、満員電車・映画館などは避けるようにしましょう。接客業(販売員、レジ担当など)の風疹抗体の低い妊婦さんも、妊娠20週までは担当部署の異動をしましょう。
風疹感染疑い妊婦さんを担当している産科の主治医は、対応が難しい場合、下記の各地区ブロック相談窓口(二次施設)に相談できます。北関東以北では、当院を初めとして4施設で対応しています。

各地区ブロック相談窓口

9月のエピソード

9月25日、日本でトキソプラズマの胎内感染予防薬として初の保険適用の認められたスピラマイシンが発売されました。早速当院でも、処方を開始しました。ただし欠点が一つ、それは発売開始1年間は1回に14日間分しか処方できないルールがあることです。
これ以前は、アセチルスピラマイシンを処方していましたが、保険適応がないので遠方からの妊婦さんには、分娩まで5ヶ月間分でも処方できました。今後は、地元の産婦人科の主治医の先生から処方していただくことになるでしょう。先生方、よろしくお願いいたします。

10月のエピソード

10月はマスコミの取材が多かったです。10/15にTBSテレビ 【あさチャン!】<ニュース7時またぎ>「風疹・妊婦に感染・重大な影響も」でコメントしました。

コメント取材

11月のエピソード

11月は外来が混雑します。その理由は、6月1日~11月30日の間に「3市町の子宮癌検診」があり、その最終月だからです。40年仕事をしていますが、初めてのことが起こりました。市の健診目的に86歳の女性が受診されました。私の経験では最高齢の受診者です。ご自身の健康管理が目的でした。生きるということは、こういうことなんだと感動しました。見習いたいものです。結果も問題なく、来年もいらっしゃるとのことでした。
20歳以上の方は、子宮頸癌検診を受けましょう。自分の体は、病気になる前に自分で管理しましょう。癌検診を受けることで、子宮内膜症・卵巣嚢腫・卵巣機能不全・膣炎・子宮頸管ポリープなどが、自分では普通と思っていても発見されることがあります。人に相談できないことは、家族に相談するか病院に行きましょう。40歳以上の方は、自分や家族のためにも、子宮体癌検診を受けましょう。

12月のエピソード

口コミでは、オール五つ星と以前お伝えしましたが、なんと遂に一つ星(最低)を頂戴しました。患者さんには申し訳ありませんが、私にとっては有り難いことです。いつもの薬をもらいに来てすぐ診察できるといわれたのに2時間以上待たされたというご意見でした。ご意見はごもっともです。12月は未だ癌検診の結果を聞きに来る受診者さんも多く、お待たせしてしまいました。そこで翌日から、「検査結果のみ」の予約枠で予約頂いた患者さんは、来院して「定期的診察」で診察中の患者さんの次にお呼びできるようにルールを変更しました。予約枠の「薬のみ」「注射のみ」「検査結果のみ」は、ディズニーリゾートの「ファストパス」みたいなものです。ただし、問診中に内診などが必要になった場合には、定期的診察の患者さんの順番に入って後でお呼びするか、再度予約して頂くこととなります。
当院は現在、完全予約制です。お気軽に電話・スマホ・パソコンなどで、ご予約下さい。スマホ・パソコンで予約が取れない場合は、お気軽に電話でご相談下さい。

令和元年10月のエピソード

10日に大学で医学部進学予定の2年生の学生、大学職員、一般市民を対象に「医の原点」というテーマで講演をしました。演題名は「医師として患者さんと41年間向き合ってきて、学生に伝えたいこと」で、1時間45分間の講演で130枚のスライドを使用しました。4か月ほど前から医学部教務課から依頼があり、初めての講演内容でしたのでスライド作成には40時間以上かかりました。居眠りをしている学生はおらず、私より真面目な学生ばかりでした。講演後、学生からメールで感想が送られ、講演目的が理解されて満足しました。


※クリックでpdfファイルが開きます。

令和元年11月のエピソード

広島県から患者さんが、子宮体部細胞診(体癌検診)を目的に当院を受診されました。地元の病院では痛くて検査を受けられず、インターネットで当院を見つけたそうです。「インターネットの情報だけを信じることは危険ですよ」などと冗談を言いながら、無事検査も終わり、患者さんは痛くなかったとおっしゃっていただきました。しかし全く痛くなかった訳ではないと思いました。来年からは地元でも痛みの少ない病院を見つけられるとよいのですが。

外来担当表

診療時間

母子感染などの料金について

当院では、可能な限り診療は健康保険を使用しています。しかし保険では、まかないきれない診療行為は自費で算定させていただいています。具体的には、トキソプラズマ母子感染の初回カウンセリング料金は30分間で20,000円(ご希望があれば時間内で超音波検査も行えます)です。その他風疹・サイトメガロウイルスなどの母子感染関連の初回のカウンセリング料金は、10,000円(外税)、2回目以降は全ての母子感染で5,000円(外税)です。また、トキソプラズマ、風疹、サイトメガロウイルスのアビディティ検査は、各々15,000円(外税)です。因みに、検査センターではアビディティ検査は20,000円です。保険適応のあるスピラマイシンは保険を利用して14日分で約6,000円です。平成30年9月まで使用していたアセチルスピラマイシンは1日1,600mgで1カ月で約10,000円です。なお大変恐縮ですが当院ではクレジットカードはご利用になれません。

提携病院・医療機関

当クリニックは、大学病院や基幹病院(医療法人青山会 吉田産婦人科小児科医院医療法人青山会 さくらレディスクリニック東京大学医学部付属病院 女性診療科埼玉医科大学総合医療センター 産婦人科総合周産期母子医療センター埼玉医科大学病院 産婦人科三井記念病院三楽病院等)と緊密な診療連携を結んでいますので、入院や精密な検査が必要な際には、適切なタイミングでのご紹介が可能です。勿論、学閥などは全くありませんので、全国どこの医療機関にもご紹介いたします。

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